”気候変動”対策:スポーツ界の取組みを紹介
昨今、地球温暖化に代表される”気候変動”への対策が世界中で求められています。
気象庁によると、日本の年平均気温は様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.35℃の割合で上昇しています。
日本では、気候変動の原因の1つであるCO2を含む温室効果ガスを2030年度までに2013年比で46%削減する目標が掲げられています。
目標達成のため、多くの業界で気候変動対策の活動が進められています。
日常生活に身近なスポーツ界も例外ではなく、環境省と協力して様々な取り組みを行っています。
このコラムでは、スポーツ界と赤松電機製作所という異なる2つの業界が、それぞれの方法で行っている気候変動問題への取り組みをご紹介します。
・スポーツ界の気候変動対策とは?
・2つの環境問題に貢献する赤松電機製作所の製品
気候変動対策への取り組みの参考にしていただければ幸いです。
環境省が取り組んでいる”気候変動”への対策
環境省は、気候変動対策の取り組みとして、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、新しい国民運動である「デコ活」を展開しています。
『デコ活』は、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む”デコ”と活動・生活を組み合わせた言葉です。
脱炭素につながる将来の豊かな暮らしの全体像・絵姿をご紹介するとともに、国・自治体・企業・団体等で共に、国民・消費者の新しい暮らしを後押しています。
気候変動×スポーツ『ONE EARTH,ONE TEAM』
『デコ活』は、普段の生活にも、スポーツ界でも広がりを見せています
これから先もスポーツを楽しめる環境が続くように、さまざまなジャンルの団体やチームが脱炭素化に向けた「ONE ACTION」に取り組んでいます。取り組み団体が気になる方は、環境省のホームページをご覧ください。
”気候変動”がスポーツにもたらしている問題
地球温暖化に代表される気候変動は、スポーツに様々な問題をもたらしています。環境省のホームページからいくつかの例を紹介します。
熱中症が増加
2018年(5~9月)に熱中症で緊急搬送された人は、9万5,137人と大きな社会問題となっています。この中には、スポーツを行っている最中に発症した患者も含まれています。
また、屋外でのスポーツだけでなく、屋内で行われるスポーツでも熱中症は発生しています。学校で熱中症の件数を調査したところ、全体の約2割は屋内スポーツで発生したという結果がでたようです。
積雪量の減少
冬の代表的なスポーツであるスキーやスノーボードをする上で重要なのが積雪です。
気候変動による温暖化により、北日本を中心に積雪量が減少しており、将来的には、雪質の劣化(ざらめ雪)が早期化するという研究結果もでているようです。
試合の中止や延期
気候変動による気温の上昇や大雨の増加、そして自然災害の頻発が増えている現在、これらがスポーツの試合に与える影響が出ています。
スポーツ団体/チームによる”気候変動”の取り組み
地球温暖化による気候変動が進行すると、身近にあるスポーツを楽しんだり、観戦/応援することができなくなる可能性があります。
こうした事態に、多くのスポーツ団体/チームが地球環境を守る為に、脱炭素化に向けて取り組んでいます。
取り組み例1:フードドライブ
選手や関係者、ファンが家庭で余った食品を持ち寄り、必要としている人達へ寄付します。
取り組み例2:食器のリユース
試合会場内で販売する飲食において使い捨てプラスチック等から再利用できる食器にします。
取り組み例3:衣料品のリサイクル
選手やファンが使用しなくなったユニフォームや服を回収し、その繊維を利用して、新しい商品を開発します。
取り組み例4:CO2フリーの試合を開催
試合会場の照明や空調などに必要な電気に再生可能エネルギーを活用します。
気候変動×赤松電機製作所『地球環境の恩恵を後世に繋ぐ』
赤松電機製作所は、『地球環境の恩恵を後世に繋ぐ』という理念のもと、様々な環境機器を開発・販売しているメーカーです。
特に、金属切削加工時に発生するオイルミストを捕集する『ONIKAZE ミストコレクター』は、数多くのお客様より支持をいただいております。
さらに、ミストコレクターを使用しつつ、気候変動対策にも貢献できるよう、省エネ製品の開発にまい進しています。
省エネ製品1:オニカゼ ミストコレクター用インバータユニット
今、お使いのオニカゼ ミストコレクターに後付け可能で入れ替え工事なしで取付けができます。
従来の「ミストコレクターを省エネにするなら新しい省エネ対応機器を購入する必要がある」という考え方を覆し、地球と工場の2つの環境問題を同時に解決します。
省エネ製品2:オニカゼ スマートミストマジック
従来のミストコレクターと同等の風量を、1サイズ小型のモーターで実現しています。
その結果、消費電力やCO2排出量を抑えることができ、カーボンニュートラルに貢献します。
まとめ
今回は、スポーツ界と赤松電機製作所という異なる業界が、それぞれ気候変動対策に貢献するという同じ志を持って取り組んでいる活動内容を紹介しました。
日常で人々の健康や楽しみに貢献するスポーツ界
日常で使う様々な物を作る工場の環境改善に貢献している赤松電機製作所
どちらも私たちの日常生活に身近に関わっており、気候変動対策に対して積極的に取り組んでいます。
赤松電機製作所は、『地球環境の恩恵を後世に繋ぐ』という理念のもと、様々な環境機器を開発・販売しているメーカーです。
気になられた方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください!