持続可能な工場運営：オニカゼミストコレクターを省エネ化し”環境問題”の対策
何から対策したらよいかわからない
思いつく対策はすべて実施済みで、これ以上何をすればよいかわからない。
このコラムでは、工場の環境改善に貢献するメーカーである赤松電機製作所が下記の２つを紹介します。
・製造業が求められる２つの環境対策
・具体例として、既設のオニカゼミストコレクターの省エネ化について説明
ぜひ、持続可能な工場運営の参考にしていただければと思います。
製造業が求められる２つの”環境問題”対策
製造業が求められる環境対策は2つあります。
”環境問題”対策１．地球環境
全世界が取り組みをしている問題です。
日本の製造業にも目標達成のため、CO2を含む温室効果ガスの削減が求められています。
また、国内外でビジネスをしていく上で、自社だけでなくサプライチェーンへの環境対策に対する取り組みも求められることが増えています。
”環境問題”対策２．工場環境
地球環境問題の対策に目を向けすぎて工場環境を疎かにしてはいけません。
製造業の切削加工現場では、工作機械を使用し様々な製品の部品を作っています。
その際に、発生するオイルミストは、有害な物質です。
放置していると、従業員の人体に悪影響が及んだり、工場にミストでモヤがかかり、工場環境が悪くなったりなど様々な問題が生じてしまいます。
そのような、問題を解決するためにあるのが、オニカゼ ミストコレクターです。
オニカゼ ミストコレクターを導入することで、オイルミストを捕集し、工場環境を改善することができます。
”環境問題”対策に貢献：ミストコレクターの省エネ
赤松電機製作所では、オイルミストによる工場環境の悪化を改善するため、豊富なラインナップのミストコレクターをご提案してきました。
しかし、多くの製造業は、工場環境の改善を行いながら、CO2を含む温室効果ガスの削減など地球環境を保護するための対策も行いたいと考えています。
そのような課題を解決するのが、カスタマイズオプションである『オニカゼ ミストコレクター用インバータユニット』です。
インバータユニットの特徴
特徴１．CO2排出量／電気代を最大約1/5に！
ファンの回転数を最適化することで、無駄な電力消費を抑えます。
特徴２．最適風量での運転！
常に最適な風量で運転が可能になり、オイルミストの捕集効率を落とすことなく、エネルギー浪費を抑えます。
特徴３．後付けが可能！
今、お使いのオニカゼ ミストコレクターに後付け可能で入れ替え工事なし。新たに省エネ対応のミストコレクターを購入する必要がなく、投資額と手間を抑えます。
インバータユニットの運用設定
インバータユニットは、実際に使用する際に様々な条件に対応が可能なように３つの運用設定が可能となっています。
その内の２つは、設備連動を行うことで運用ができます。
設備連動とは、ミストコレクターが取り付けられている工作機械やその周辺機器から運転信号を受信し、それに応じて動作することを指します。
運用設定１．アイドリング運転（設備連動が必要）
運用設定２．ON/OFF運転（設備連動が必要）
運用設定３．定速運転（設備連動が不要）
※『オニカゼミストコレクター用インバータユニット』省エネ試算条件
| 機種名 | 電動機 | 電源周波数 | モーター効率 | インバータ効率 | |
| ミストコレクター | スマートミストゼロ（SMX） | 0.75kw 2Pole | 60Hz | 85.5% | 95% |
| 運転時間 | 電気料金単価 | 稼働時間 | |||
| 工作機械 | 加工2分⇔停止3分/1サイクル | 34.73円/khw | 1日16時間,1年260日 |
まとめ
今回は、製造業の環境対策を進める際に直面する課題を解決したいが
何から対策したらよいかわからない
思いつく対策はすべて実施済みで、これ以上何をすればよいかわからない。
このような悩みを解決するために、既設のオニカゼ ミストコレクターを省エネ化する方法をご紹介しました。
ミストコレクターの省エネ化は、見落としがちであったり、分かっていても新しいミストコレクターの購入には多額の投資が必要という理由から、実施されていないケースが多いです。
『オニカゼ ミストコレクター用インバータユニット』は、今お使いのオニカゼ ミストコレクターに後付け可能であり、新たに省エネ対応のミストコレクターを購入する必要がありません。
これにより、投資額と手間を大幅に抑えることができます。
赤松電機製作所は、従来の「省エネにするなら新しい省エネ対応機器を購入する必要がある」という考え方を覆し、地球と工場の２つの環境問題を同時に解決することが可能です。
赤松電機製作所は、ミストコレクターおよびヒュームコレクターを提案し、『工場環境をキレイにすることで働く人の喜びをつくる』メーカーです。
気になられた方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください！