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ミストコレクターの構造を種類別ごとに徹底解説|設置方法についても紹介

金属加工における切削で発生する「オイルミスト」を吸引・除去してくれる「ミストコレクター」の導入を考えている方も多いでしょう。

しかし、ミストコレクターには3つの種類があり、それぞれ構造が異なります。

本記事では、ミストコレクターの種類別ごとの構造を解説。

ミストコレクターの構造を理解することで、あなたの会社の工作機械に合ったものを選べるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

ミストコレクターの種類別ごとの構造

ミストコレクターは、「オイルミスト」の油分を分離する構造によって以下の3種類に分けられます。

  1. フィルター式
  2. フィルターレス式
  3. 電気集塵式

次の章から、それぞれの特徴や使用事例について解説していきますので、ミストコレクターの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「フィルター式」ミストコレクターの構造

フィルター式のミストコレクターは、最も一般的な方式で、ファンによって吸い込まれたオイルミストの油分をフィルターを通して、ろ過する構造です。

捕集したオイルミストは、複数のフィルタを通過して、ミストコレクター下部にあるドレンからしたのバケットに溜まります。

構造もシンプルなため、初期コストが安く抑えられるのがメリットです。

ただし、フィルター交換を怠ったり、粉塵製粉が多かったりすると、目詰まりしやすいことがデメリットです。

フィルター式について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

>>ミストコレクターにおけるフィルター式の特徴や使用事例を解説!

弊社製品「オニカゼ ヘビースモーカー(HVS)」はフィルター式のミストコレクターです。

0.3ミクロン以上の微細粒子を99.93%捕集する業界最高クラスの

独自フィルターで油煙レベルまで対応。

さらに、ONIKAZE独自の捕集構造を採用し、段階的に捕集することで

フィルター式の課題である目詰まりのしやすさを軽減。

メンテナンス周期を⻑期化し、作業者の負担も軽減します。

>>「オニカゼ ヘビースモーカー(HVS)」について詳しく見てみる

「フィルターレス式」ミストコレクターの構造

フィルターレス式は、 フィルターに代わる捕集ユニットでオイルミストを捕集する構造です。

ディスク形状(またはドラム形状)を高速回転させることにより、オイルミストを弾き飛ばし装置の内壁に衝突させる方法や、遠⼼力を使って油分を分離させる方法があります。

フィルターレスなので、フィルター交換の手間がかからず、産業廃棄物のゴミが出ないことがメリットです。

一方で、1μm以下の微細なオイルミスト(サブミクロン粒子)は捕集が難しいことがデメリットとして挙げられます。

ちなみに、捕集しやすくするために、ミストコレクターの排気口に、フィルターが付いている遠心分離式ミストコレクターもあることを覚えておいてください。

弊社製品「オニカゼ スマートミストマジック(SMG-R)」はフィルターレス式のミストコレクターです。

遠⼼分離により、ミスト・切粉・スラッジを内部に溜めず、⻑期稼働が可能で、⾯倒なドレン配管も不要です。

さらに、従来と同じ性能で1サイズ小型のモーターを採用することにより、消費電力を約50%削減でき、省エネに貢献します。

また、本体では捕りきれないオイルミスト及び、現状よりさらなる捕集性能をお求めのお客様に向けて、アフターフィルターをご用意しております。アフターフィルターの捕集性能は0.3μ以上の粒子・ミストを約99.93%捕集できます。

>>「オニカゼ スマートミストマジック(SMG-R)」について詳しく見てみる

「電気集塵式」ミストコレクターの構造

電気集塵式のミストコレクターは、入ってきたオイルミスト粒子を高電圧により発生させた「コロナ放電」で帯電させ、電圧使用集塵極板(電極)の静電力で油分を吸着・収集する構造です。

フィルター式だと、早期に目詰まりが発生してしまうおそれがある不水性切削油が使用される場合に、電気集塵式を使用するのがおすすめ。

1μm以下の微細なオイルミスト粒子も捕集ができ、電極は洗浄リサイクルが可能で、繰り返し使用できるのがメリットだと言えます。

ただし、高電圧を使用するため、取り扱いや設置場所に十分な注意が必要です。

ミストコレクターの構造によって除去できる「オイルミスト」とは

そもそもミストコレクターの構造によって除去できる「オイルミスト」は、金属加工における工作機械での切削時に発生します。

そうして、発生したミストオイルを放っておくと、人体や環境に悪影響を及ぼしてしまうので、発生した時点で早期に除去することが大切です。

例えば、人体だと目に入ったり吸い込んだりすることで、目の疾患や呼吸器系の疾患になる可能性があります。

また、オイルミストの油分が床に付着して滑りやすくなることで作業環境が悪くなったり、大気汚染などの環境汚染につながったりするのです。

>>オイルミストの影響を人体・作業環境・地球環境に分けて解説!

ミストコレクターの設置方法

ミストコレクターの構造について理解できたら、最後にミストコレクターの設置方法についても理解しておきましょう。

ミストコレクターの設置方法は、以下の3つに分けられます。

  1. 直結吸気方式
  2. 局所吸気方式
  3. 広域吸気方式

次の章から1つずつ順番に解説していきますので、それぞれの特徴をしっかりと理解して、工作機械に合った正しい設置方法でミストコレクターを取り付けるようにしましょう。

ミストコレクターの設置方法1.直結吸気方式

直結吸気方式は、マシニングセンターや、複合加工機などの加工部が密閉された工作機械で主に採用されている方式です。

工作機械内で発生したオイルミストを直接吸引・除去する構造なので、捕集効率が高いです。

また、直接吸気方式には、主に小型のミストコレクターが使用されます。

ちなみに、工作機械の上部や側部に設置する際に、排気口位置の関係で直結ができない場合は、「ダクト」を介しての吸気が可能です。

ミストコレクターの設置方法2.局所吸気方式

局所吸気方式は、直接ミストコレクターを設置できない研削盤のような加工部が密閉されていない工作機械に採用されます。

なぜなら、加工部が密閉されていないと、ミストコレクターを直結できないからです。

そのため、フードでオイルミストを集めて吸気する局所吸気方式が採用されています。

ただし、フードの位置や工作機械によって発生するオイルミストの流れる方向によっては、うまく吸気ができない場合があるので、設置の際には十分に検討して取り付けるようにしてください。

ミストコレクターの設置方法3.広域吸気方式

広域吸気方式は、直接吸気方式や局所吸気方式のミストコレクターを設置しても、すべてのオイルミストを除去できない場合の設置方法です。

具体的には、工場全体のオイルミストを吸収できるミストコレクターの機能が付いた空調機を導入したり、小型のミストコレクターを工場内に分散設置したりなどが挙げられます。

また、「直接吸気方式+広域吸気方式」のように、組み合わせて活用するとより排気効率が良くなるでしょう。

まとめ:ミストコレクターの構造を理解して、工作機械に合ったものを選ぼう!

今回は、ミストコレクターの構造について解説しました。

ミストコレクターは、「オイルミスト」の油分を分離する構造によって以下の3種類に分けられます。

  1. フィルター式
  2. フィルターレス式
  3. 電気集塵式

本記事で紹介したミストコレクターの構造を参考にして、あなたの会社で使っている工作機械に合ったミストコレクターを選んでみてください。

赤松電機製作所では、ミストコレクターを導入するにあたり、「実際に導入することで、どのくらいキレイになるのか知りたい」「ホームページを見ただけでは良さが実感できない」という担当の方に向けて、デモ機の貸出を行っております。

デモ機のメリットとして、どれくらいの性能なのか、どれくらい音がするのか、その他サイズ感などを実際に現場で、デモ体験をしていただけることが挙げられます。

また、ご不安な点・ご不明な点があれば、申込み前にお気軽にお尋ねください。

気になられた担当の方は、以下のページをご参照の上、お申込みください。

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